ちゃまの帰宅途中の暇つぶしblog

ちゃまのブログです。ラブライブについて語ります。

出会いから始まる物語「Blooming Dance Dance!」

 皆さんお疲れ様です。ちゃまです。

人によっては新生活が始まり、ドタバタし始めたシーズンですが、いかがお過ごしでしょうか。今回は、Liella!2周年記念も含めて2期BD5巻の特典曲「Blooming! Dance! Dance!」について軽く語っていきたいと思います。特典曲はどうしてもあまり触れられてこない楽曲ですが、3rdライブを通した2期生と、新たに迎える3期生を考えた時にいろいろとぶっ刺さった所もあったので、今回色々書くことにしました。前語りはこれくらいにして、語っていきたいと思います。

・初めに

とりあえず歌詞と視聴動画を置いておきますね。

youtu.be

ドキドキだった
不安も忘れるほど
はじめましての瞬間
僕にもなにか
やれるはずだって

やりたいって思えたんだ

 

アン・ドゥ・ドゥ!
ドゥ・ドゥ…!
同じとこでつまずくもどかしい
でもなんだか 楽しいね
できる時を想うとわくわく
ほらもうすぐ
アン・ドゥ・トロワ!


きらめいてるんだ
夢みてるようさ
ときめき踊らせ Day by Day
一歩踏みだすたび
花が咲くでしょう
このセカイでDance!Dance!


好きすぎるって
時々苦しいけど
離れるとさびしいの
こんなに好きなことに出会えた
僕らってさいこーにHappy

 

アン・ドゥ・ドゥ!
ドゥ・ドゥ…!
進んでまた止まるのくりかえし
でも大丈夫 がんばれるよ
誰が一番乗りか競争さ
ほらいくよ
アン・ドゥ・トロワ!

 

いっしょに回るんだ
背伸びだっていいさ
パワーみなぎるよ Step by Step
ムズカシイことも
笑いとばしましょう
この出会いにDance!Dance!

 

なんとなくじゃないよ いつも
胸の中にある アツさ
僕ららしく そうさ
伝えるね 軽やかに

 

その手を握って
飛びこんだセカイ
もっともっと素敵にしたい
きっと君とだから
きっと僕らならば
信じていま Dance!Dance!

 

きらめいてるんだ
夢みてるようさ
ときめき躍らせ Day by Day
一歩踏み出して
花を咲かせよう
僕らとBlooming Dance!Dance! 

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・この曲の立ち位置について

そもそもタイトルのBlooming とはどういう意味か、英語のお勉強のお時間です。 

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Bloom:動詞 (花が)咲く、成功する、成果が表れる

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 和訳:花が咲く、才能が開花する、という感じに使用されていている言葉の現在進行形です。ではなぜタイトルにこの表現が使われているのでしょうか。僕が思うに、この曲が二期生にとっての「Welcome to 僕らのセカイ」のような立ち位置の楽曲であり、これから始まる季節や出会いに対して「始まりの瞬間をワクワクして迎えようとしている」楽曲だからだと思います。

・スーパースターにおける「花」の表現

スーパースターといえばやはり星、のイメージですが、実は要所に花の表現が使われています。

・1期1話「未来予報ハレルヤ」

・2期2話「Welcome to 僕らのセカイ」

この二曲の共通点としては「新しい人物との出会い」「新たな季節の始まり」で歌われた2点です。

澁谷かのんが唐可可と、一期生が桜小路きな子と

『ラブライブ!スーパースター!!』第1話 かのんの前に現れた唐可可

【ラブライブ!】貴重な黒タイツ枠桜小路きな子ちゃんスレ | ラブライブ!まとめ ぷちそく!!

新しい季節の始まりに出会った。その出会いから始まる歌には必ず花びらの舞う演出が差し込まれていました。

 そして、その出会いがあったからこそ、Liella!の物語は動き始めました。つまり、スーパースターにおいて、花びらが舞うと言うことは「新しいことが始まる」事の表現だと思います。そんな花びらが舞う前の段階、「花が咲く」をタイトルに持つこの曲はまさに「出会いと始まり」を意識させる物になっています。もちろんタイトルだけでなく、歌詞からもそれを幾つも連想させる部分があります。

・スクールアイドル活動を通して成長した4人

 先ほど言った「花」の表現以外にも、2期生のスクールアイドル活動に真剣になり、その中で試行錯誤する楽しさや新たに見つけた喜びがものすごく表現されています。何点かピックアップして読み解いていきたいと思います。

ドキドキだった 不安も忘れるほど はじめましての瞬間
僕にもなにか やれるはずだって やりたいって思えたんだ

 まさにこのパートを担当するきな子、夏美の2人がかのんに誘われた部分ですね。アニメでも花が印象的に使われていて、新しい季節を感じさせます。2人にとっての新しい出会いとその決意が見られるこの歌詞には、まさに始まりを感じさせる歌詞ですね。

でもなんだか 楽しいね
できる時を想うとわくわく
ほらもうすぐ
アン・ドゥ・トロワ!

 ここの個人的に好きなポイントは「揺らぐわ」とは全く違う表現になっている部分です。揺らぐわでは、1期生に追い付けず、上手く出来ない事に悩み、情熱を燃やして突き進む!と言う力強さを感じましたが、今回は「出来ない事を克服していく過程を楽しむ」という一歩成長した歌詞になっています。また、掛け声がフランス語での1.2.3になっていて、先輩のやり方を真似て後を追っている姿が想像できます。

一歩踏み出す度 花が咲くでしょう このセカイでDance!Dance!

 一つずつ新しいことに挑戦していくうちに、出来ないことを克服していく。この一年間で多くのことに挑戦してきた2期生だからこそ、「咲くでしょう」と言い切れる言葉になっていて、「あなたと出会えたからこそ、新しくやりたいことが増えて、挑戦してかなえることが出来た」という出会えたことに対する喜びの表現でもあると思います。

好きすぎるって
時々苦しいけど
離れるとさびしいの
こんなに好きなことに出会えた
僕らってさいこーにHappy

 ここはただ純粋に、今が楽しいと伝わる歌詞です。「Second Sparkle」でも

大好きだから突き詰めて 足りなくて悩む

とありますが、この歌では、活動自体が好き、ではなく「スクールアイドルに出会えたこと自体に喜ぶ」という部分が個人的に大好きで、ひょんなことからの出会いを肯定している歌詞になっているところが、2期生が今を楽しんでいる部分を強く象徴していると思います。

僕ららしくそうさ 伝えるね 軽やかに

 スクールアイドル活動は大変な部分も多いけれど、それ以上に楽しい。熱く語るのではなくて、あえて軽やかに、楽し気に踊ってこそ、共感を呼んで楽しさが伝わる。という一年間の活動を通してみんなで作り上げた「Sing! Shine! Smile!」になぞった二期生らしい答え方だと感じます。では、これは誰に問いかけているのでしょうか。それこそ、自分たちにあこがれた三期生に向けたメッセージだと思います。

・自分達ではなく、君と僕ら

その手を握って 飛び込んだセカイ もっともっと素敵にしたい

 ここ歌詞も冒頭と同じで、かのんの手を取るきな子と夏美、お互いの手を握る四季メイ、劇中やライブと重なるシーンにあるその手こそ、かのんから差し出された手であり、このパートも直接それを受け取った二人が担当しています。 歌詞パートが直接的、個々人を表している部分が物凄く刺さる部分です。

 しかし、少し表現に目を移すと、この「セカイ」をもっと素敵にしたい、と言っています。単純に今のスクールアイドル活動を素敵に楽しく過ごしたい、ではなく、自分たちやこれから飛び込んでくる人間に対してこのセカイのすばらしさを全力で伝えていきたい、かつて自分たちがそうされたように。初めは何も知らなかった自分たちがこれだけ楽しむことが出来ているのだから、そんな恩返し的な一面のもあるのではないかと感じます。それと同時に歌詞も2番と3番で「君と、僕ら」から、「僕らと」にと、第三者を誘う表現に変化しています。

きっと君とだから
きっと僕らならば
信じていま Dance!Dance!

一歩踏み出して
花を咲かせよう
僕らとBlooming Dance!Dance! 

 自分達のこの一年の活動が楽しかった、ただそれだけでは無くて「楽しくて素晴らしいスクールアイドル活動を新しい誰かとまた始めたい」そんな、独りよがりでない気持ち、2期1話で1期生が感じていた「みんなで喜びたい」の気持ちを2期生が既に持ち始めています。先輩になりつつある二期生4人の成長を強く感じる部分になっていて、大好きな部分です。

 最後に、カタカナのセカイとはどう言う事なんでしょうか。カタカナ表記は一般的に、何かわからないものという強調(未知の物に対する言葉)でよく使われる表現です。劇中では「Welcome to 僕らのセカイ」を通してきな子が見る原宿や先輩の姿、夏美の新しい夢、それらを総合して、スクールアイドルを指していると考えられますが、この歌では、二期生が一年間のスクールアイドル活動を通して、その世界を体験しても表記は「セカイ」のままになっています。これはどう言う事なんでしょうか。僕が思うに、スクールアイドルのセカイは新しい発見に満ちているからだと思います。

一歩踏みだすたび
花が咲くでしょう
このセカイでDance!Dance!

 優勝してもまだまだ進み続けるLiella!、一期生に憧れて思い切って飛び込んだこのセカイはまだまだいろいろな夢を見せてくれる。次に入ってくるであろう3期生と共に歩む今後は、どんなセカイになるのだろうか。それと同時に、新たにこのセカイに入る少女を魅了する立場となった2期生の4人。先輩になった時に見える視点や新たな出会い、心躍り続けるこのセカイを理解しきることはできない。そして、その出会いから新しい夢が生まれていく、そんな未知の楽しさやわくわくの意味を込めてのカタカナ表記の「セカイ」なのではないか、と感じています。

・最後に

 ここまでお付き合いくださってありがとうございました。Liella!2周年も含めていろいろ語ってみました。今月末(2023年4月上旬現在)には3期制が公開され、またいろいろな意見が飛び出すと思います。9人のLiella!をもっと見たい、そういった意見も少なからずあると思いますが、この今しか見れない瞬間を愛しみつつ楽しめるのもLiella!、スーパースターというコンテンツの魅力だと思います。

 次の新しい出会いが、Liella!をどのように変えていくのか、自分は楽しみで仕方ありません。スクールアイドルとして、アーティストとしてどう成長していくのか、今後も全力で応援していきたいと思います。

それでは!

 

流れ星は一瞬の煌めき -星屑クルージング-

 

皆さんこんにちは

お久しぶりです。ちゃまです。

今回はつい先日に発売されたLiella!2ndアルバム「Second Sparlkle」に収録されている唐可可のソロ曲「星屑クルージング」について歌詞から色々読み解いて語っていきたいと思います。f:id:chama38029051:20230324192407j:image

 個人的に今回のアルバムでも推しキャラ補正抜きに1番刺さった楽曲で、ほかの楽曲の歌詞やセリフの引用をしつつ、歌詞や表現について色々考えていきたいと思います。

・流れ星のような時間

ずっと一緒に ずっといてよ

   唐可可の言葉とは思えない、他人に甘えたような優しさと願いを込めたような歌詞。イントロ無しに始まる直接的なこの歌詞に皆さんも驚いたかと思います。

 ここから想像するのはやはり、帰国問題_。考えたくありませんが、可可はもう3年生で嫌でも卒業を考える時期です。アニメ二期でも描写されたこの問題を、この歌では一番でフォーカスしているように思えます。

「スクールアイドルは限られた時間を精一杯輝くために駆け抜けるから美しい」

 ラブライブ!の物語、そしてスクールアイドルが好きな人間ならば、誰もが1度は考える事だと思います。実際、Liella!3rdLoveLive!Tour中にも、伊達さゆりさんがお話していたように、その儚さや努力、学生期間の青春の時代を全力で駆け抜ける少女の物語に僕達は何度も魅了されていました。

 そして、そんな先輩たちの輝く姿に魅了された少女が新しい物語を繋いでいく、劇中の唐 可可もそんな少女でした。

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  何も考えず、勉強していた日々に突然現れた「Sunny Passion」の2人、そこから約1年も経たずに彼女は来日し、結ヶ丘女子高校に入学した。持ち前の行動力とサニパ様から貰った勇気と、自分の気持ちを信じて_。

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信じていこう さわった自分の気持ち
ねえ 心は自由なんだ いつの日も
叶えていくの たとえば大きな夢も
まずはぶつかってみなくちゃ!

〜Oh!レディ・ステディ・ポジティブ〜

  澁谷かのんと出会い、仲間が増えて、憧れのスクールアイドルとしてがむしゃらに突き進む。前途多難な活動でしたが、彼女にとって憧れを追いかけるその日々は表参道に並ぶ高級な宝石よりも美しく、愛おしいく、何より「楽しい」物でした。

宝石それより綺麗さ(眩しいくらいに)
この胸でひかる
あこがれは

〜水色のSunday〜

 しかし、高校三年間という短い期間に更に迫る帰国の危機、彼女の行動力の原動力は「好きだから!」から「勝たなければ、早くしなければ」という無意識の焦りに変わっていたのかもしれません。その焦りが、歌詞にも出ているようです。2期1話でも「とにかく行動あるのみです!」と新入生の勧誘が少し空回りしていました。

言うより先に一歩前に出てる
モタモタできないのさ 時間がないよ

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   後輩が加入し、二度目のラブライブ!に、しかし、強大なライバルが現れ、憧れのSunny Passion!の敗北を目の当たりにし、今度こそ帰国の危機に陥ります。そんな時でも彼女は自身のポリシーを崩そうとはしません。可可は楽しく歌いたい、自分のことで誰かに悩んで欲しくない。仲間を信じているからこそ、皆んなで歌いたい。たとえそれで負けても、後悔はしない。憧れを追いかける一瞬の今を仲間と全力で楽しみたい。地区大会決勝戦前の可可からも、そんな気持ちがひしひしと伝わってきます。

全部がShooting Star 一瞬のときめき
見逃さないでいたいの そう君と

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「みんなで楽しく歌いたい」そうは言ったものの、それが終わってしまうのは嫌だ。地区大会前にはそんなジレンマを抱えていたはずです。スクールアイドルとして毎日楽しく過ごしていた日々の始まりの合図になるはずの希望の朝が、いつしかカウントダウンのように感じる。あと何日一緒に放課後過ごせるのだろうか。それならば、この一緒に過ごす時間が続いて欲しい。精一杯努力して、練習して、自分の部屋で皆で遊んだ日々…そんな情景が目に浮かぶ様な歌詞に、スクールアイドルの刹那性を感じさせられます。

くるりと振り向いたら 目が合う夜よ、続け!
いつかは朝が来ると知ってる 知ってる
だけど

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 負けて帰国する事になっても、あと1年を楽しく過ごしても、いずれは別れる日が来てしまう。分かっていることだけど、正直嫌だ、心からの無意識の言葉の「だけど」が、時間の流れに反対する気持ちが逸るように出てきます。

もうちょっとだけ一緒にいてよ
夢をみてる星屑クルージング
煌めきに手を伸ばして
たまに君ときらり
ああ、星を泳げ!

 誰かへのお願いと希望を込めた「いてよ」という口調が可可の本心を覗かせ、楽しすぎる今をもっと一緒に過ごしていたい、という気持ちが痛いほど伝わってきます。普段から考えるより先に積極的に行動し、他人を勇気付け、自分の苦悩は見せない彼女が他人に甘えている。それは、「一緒に過ごす時間を伸ばしたい。」「一緒にいる今だけでも、先の事を忘れていたい。」そんな等身大の高校生らしい感情が伺えます。ある意味現実逃避でもあり、可可自身のの「楽しく歌いたい」というポリシーに反対する様な言葉ですが、それほど彼女にとって今の時間がかけがえの無いものであることが感じられます。f:id:chama38029051:20230322230745p:image

  ここで、特徴的な「夢を見てる 星屑クルージング」という歌詞について少し考えていきたいと思います。なんとなく、星空を誰かと見ているような情景が浮かびますが、個人的には「今の可可の状態」を表したフレーズなのではないかと思いました。「色づいて透明」では、可可にとって今は下記のように表現されています。

水ん中をふわふわ漂ってる 不思議な感じのいまが大好きなんだ

〜色づいて透明〜

 では、水の中を漂う、とは具体的にどういう意味なのか。それは、無数の星(憧れの対象)から出る星屑(煌めき)を眺めて憧れている。そんな楽しくてふわふわした時間こそ「水の中」にいるような感覚である。と僕は考えています。そして、その輝きを追いかける事を「泳ぐ」と言う言葉に置き換えて使っており、「星屑クルージング」と言う言葉には、「憧れの存在から出る煌く光の海を航海する」まさに、一期ではただスクールアイドル活動を楽しんでいた可可(水のなかを漂っている状態)が、明確な目標を持ってその活動に勤しみ、憧れた存在を追いかけて、その輝きや目標を掴もうと進む(憧れが浮かぶ光の海を泳いで進む)今のことを表してるのだと思います。

 そしてふわふわしている今にもう一つ、似た感情があります。それこそ「夢を見ている」時です。夢、という単語にも複数の意味があります。

・睡眠中に見ている朧げな記憶

・叶えたい物や事象

・儚いことのたとえ

 という、まさに今の可可にぴったりの言葉ですね。夢を見ているような不思議な感覚でもあり、自分の目標に突き進んでいる。そのような今の状態を表したフレーズが「夢を見てる 星屑クルージング」に詰まっていると感じます。

 そんな最高に楽しくて、夢心地の様な今をずっと楽しんでいたい。スクールアイドルのオタクであり、帰国の危機も迫っている彼女なら、それは長くは続かないと自覚しています。それでも「一緒にいたい」と流れ星に願う様に、あるいは、誰かに縋る様な口調で歌う、可可の心からの願いが心に深く刺さります。

 少し残酷ですが、そうやって頑張る姿が僕達に感動を与えると思うと、本当に流れ星の様な存在だと、改めて認識させられます。

・夢と現実

2番では主に過去の自分に「昔からの夢と現実」にフォーカスされている描写が多くあります。

ムリかどうかやってみて決めるの
想像してるより自分ってスゴイ
強くなれる もっと高く跳べる
1ミリずつそうやって進んだの

 「思い立ったら吉日」が好きな言葉の可可らしい言動ですが、自信をもって歌えるのは、今までそうやってきた裏付けがあります。ある意味無鉄砲な言葉でもありますが、その言葉と行動が仲間を勇気付け、自らもを成長させてきました。「Starlight Prologue」では「強くなる」と言う決意だったのに対して、「強くなれる」と確信を持って答えられている部分が、これまでの成長を感じられて、個人的に好きな部分です。

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憧れの星たちは
遠くで瞬いてた
いつか会える日がくる
ゼッタイ ゼッタイ
信じて

 海の向こうからスクールアイドルに憧れていた可可にとって、物理的にも遠くにいた憧れの対象。見えるけど手に届かない、夜空に浮かぶ星のような存在。ここでも過去形の言葉になっていて、過去の自分を思い出し、昔の自分に言い聞かせているようです。単純にファンとして出会い、ライバルとして戦う。夢としても想像すらしていなかった事を経験し続けてきた。過去の自分からは信じられないかもしれませんが、だからこそ「ゼッタイ」と言い聞かせる。そうやって今まで進んできたから_。

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 余談ですが、ここの歌詞はLiyuuさんにも通ずる部分があって、個人的にファンとしてかなり涙腺にくる歌詞です。

やっとたどり着いた今日さ
夢じゃないよ星屑クルージング
流星群の隙間を縫って
君とはしゃぐひらり
ああ、星に歌え!

 信じ続け、 ついにたどり着いた今日。「流星群の隙間を縫って」と言う歌詞からも、ここはラブライブ決勝の舞台を表しているのではないかと思います。前項でも話したように、あっという間に終わってしまうスクールアイドル活動はまさしく、一瞬の光を放って消えてしまう流れ星のような存在です。そんな存在が集まるこの舞台はまさに「流星群」と言えると思います。その競い合う光の中を縫って、ただ一つの目標に向かって突き進む。それは、流れ星に3回願い事をお願いすると願いが叶う。その言い伝えを表すように、優勝という輝き続ける星に向かって歌う。そんな決勝の舞台を表しているように思えます。

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 決勝の舞台は、みんなが夢を叶える真剣な舞台ではありますが、可可はこの場を誰よりも「楽しんでいる」と思います。 可可にとってまさに今が、「夢が叶う瞬間」であり、決勝の舞台に立った今が現実として「夢を叶えている途中」になるわけです。だからこそ、改めて自分で「夢じゃないよ」という否定をしています。1番ではスクールアイドル活動として夢のように楽しい時間であったのが、本当に望んでいた夢に直面し、今度は夢じゃないと否定する。彼女ににとって1番の願いが叶った大舞台でありながら、君(仲間)とはしゃぐ、そう歌える可可は、まさに「今が最高」を実感している時だと思います。

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・夢からその先へ

ラストに向けては、1番、2番を通してその先に進もうとする彼女の意思が見えます。

もー!なんて素敵
ちちんぷい魔法かけよう
思い出にならないように
そんなのムリだね
知ってる 知ってる
だけど ねえ

 夢じゃないけれど夢のような時間は、忘れたくもないし、思い出として過去になって欲しくない。出来ないとはわかっているけれど、魔法の呪文を口ずさんでみる。迷信にもすがりたいその気持ちは、平安名すみれの「Starry Prayer」にも通ずる部分があります。また、一番の「だけど」から「ねぇ」という言葉が追加されていたり、感嘆詞が増えてより感情的な歌詞になっているのが、可可の素直な気持ちをより表しています。

もうちょっとだけ一緒にいるね
夢をみてる星屑クルージング
煌めきに手を伸ばして
胸に飾るきらり
ああ、星を泳げ!

「いてよ」と望むのではなくて、可可らしく「自らいるね」と仲間に話しかけて寄り添うような言葉には、優勝できたからこそ、最後まで一緒にいることが出来る喜びを嚙み締めているような印象を受けます。でも、今を永遠に過ごす事は出来ないことは理解しつつ、できることを全力で行う。それこそ、一緒に最後まで駆け抜けること。それを大切な思い出として「胸に飾る」。優勝して学校の名前を刻んだように、憧れた存在のように輝けた時のことを心に刻む。その気持ちこそが一生の煌めきとして。

右手の小指と左手の小指をむすんで
自分に約束しよう
今日の気持ちずっと忘れないよ

〜私のSymphony〜

 夢を叶え始めた始めた、あの時のように。

君と泳ぐの もっと
ずっと一緒に ずっといたい

 あと一年でみんなと過ごす時間が終わってしまうならば、最後まで全力で駆け抜けよう。可可らしいポジティブな考えでそう決心しつつも、やはりずっとみんなといたい。素直な気持ちがあふれ出すその言葉には、寂しさを感じます。

 ここまで一緒に駆け抜けた仲間との信頼関係がより強固になったからこそ、素直に自分の気持ちを伝える事が出来るようになりましたが、だからこそ離れたくない。そんなジレンマを抱えつつ、最後まで駆け抜けようとする彼女の姿を想像すると、まさに「スクールアイドル」なんだと改めて強く思わされ、その刹那性に感動してしまいます。

 彼女がLiella!として活動してきたこの2年間と、残りの年月を流れ星のように駆け抜ける活躍は、今度は誰かの憧れの星になっている筈です。

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駆け抜けるシューティングスター
追いかけて星になる
止まらない 止まれないよ まだちいさくても

〜Tiny Stars〜

 ラブライブ優勝!という夢を叶えた彼女はこれから、残りの時間をどのように駆け抜けていくのでしょうか。彼女達に憧れ、参加してくる3期性を含めたLiella!と、彼女の活動を最後まで全力で見届けたいですね。

・最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございました。こんな風に楽曲に対して書くブログは今回が二回目なんですが、やっぱり難しいですね…

少しでも共感してくださったり、この曲の解釈が深まってくれたならうれしいです。

時間があれば、ほかのアルバム楽曲もブログを書きたいですね…

それでは!!

ラブライブ!スーパースター‼︎ カウントダウン企画についての告知

皆さんおはこんばんにちは

初めましての方は初めまして。ちゃまと申します。

この度、自分のブログにアクセスして頂きありがとうございます。

今回はラブライブ!スーパースター!!二期に向けたカウントダウン企画についてのご報告をさせて頂きます。

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7月となり、Liella!ファンミーティングやAqours6th東京ドーム追加公演、虹ヶ咲2期も最終回を迎え、シリーズとしてかなりの盛り上がりを見せる中、ラブライブファンにとってかなり忙しい時期になって来ました。

さてそんな中、いよいよ近づいて参りました。

ラブライブ!スーパースター‼︎ 二期がついに7月17日から放送開始です!!

自分としては、唯一プロジェクト開始時から応援することが出来ているシリーズで、新たに二期生4人を加え、9人となったLiella!がどのような物語を紡いでいくのか本当に楽しみです。

今現在ラブライブ全体が盛り上がっている中、自分としてこのコンテンツをもっと盛り上げたい、自分として何か企画を初めて新しい事に挑戦したい。そんな事を考えている時に声を掛けてくださったのは、皆さんご存知のカウントダウン企画でおなじみのさめさん(@sameimaru)です。

「ちゃま主導でLiella!のカウントダウン企画、やってみない?」

この企画を主導させて頂ける事に本当に感謝しています。

ということで、今回 ラブライブ!スーパースター!!二期に向けたカウントダウン企画を私が主体で進行させて頂きます。

新参者の為、拡散力も無く不慣れな点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

以下、概要を簡潔にまとめさせていただきます。

1.企画概要

今回のカウントダウンは以下のようになります。

①参加者の皆様から

ラブライブ!スーパースター‼︎で1番思い入れのある楽曲

・その曲を選んだ理由、

・2期に向けてのメッセージ

 を掲示して頂く。

②上記を元に画像を作成。

③その楽曲に対しゆかりがある場所(聖地)に赴く。

④②で作成した画像と共に聖地で写真を撮る

⑤「 #スーパースター!!2期まで10日間みんなで叶えるカウントダウン」のハッシュタグをつけてTwitterに投稿

⑥③~⑤を毎日繰り返すというものになります。

カウントダウンを行う期間は放送当日までの10日間です。

毎日、18時頃の投稿を予定しております。(多少前後する可能性があります)

 

2.今回のテーマ

今回のテーマとしては、1期生 キャラクターとキャストの10人が紡いできた物語の思い出です。

シリーズ初の進学と新入生、二期生4人が憧れ、「私を叶える物語」として一年間アニメやライブにて物語を紡いでいった1期生のLiella!の活躍を振り返ると共に、2期への期待感を高めて頂けたらなと思います。

3.参加者様について

 今回、参加者につきましては各メンバー毎に勝手ながら自分の方で選ばせて頂き、10名の方へご協力をお願いさせて頂きました。参加者の皆様におかれましては、お忙しい中誠にありがとうございました!

 お声掛け出来なかった方につきましては大変申し訳ございません。次の機会があればよろしくお願いいたします。

4.最後に

 今回のような企画を主導するのははじめてなため、微力で至らない所も多くありますが頑張っていきたいと思いますので、どうぞ暖かい目で見守ってくださいm(_ _)m

 皆さんと一緒にラブライブ!をもっと盛り上げて行ければなと考えております。どうかよろしくお願いします。

 

それでは!

 

 

 

What a Wonderful Dream!!が好きすぎるオタクが語る魅力

 

皆さんおはこんばんにちは。はてなブログでは超お久しぶりですね。ちゃまです。
今回はLiella!2ndライブ直前ということで、表題曲「What a Wonderful Dream‼︎」について語っていきたいと思います‼︎

めちゃくちゃ個人的なお話なんですが、僕この曲がめちゃくちゃ気に入っていて、好きすぎてブログまで書くことになりました。
MVと歌詞、歌い分け、ストーリー、各キャラクターまで含めて色々好きな所や気になったポイントなど色々書いていきます!

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目次

1.Liella!にとってこの歌は?

本題に入る前に、まずはMVを出しておきますね。

↓↓↓↓↓↓MV↓↓↓↓↓↓

神MVですね。まぁそこは一旦置いておいて…

 まずこの曲の作られた時系列、というより「物語として、どのタイミングのLiella!の歌なの?」ということですが、言うまでもなく、アニメ12話のその後だと考えられます。 

 12話のラブライブ東京都地区予選にてSunny Passionに敗北した5人 勝つことにあまり意味を見出すことが出来ず、何となく「勝ちたい!」と考えていたり、今の状態で満足していたかのんちゃん達ですが、敗北し、初めて彼女達は心の底から「勝ちたい!」と強く思うようになりました。

私!勝ちたい!勝ってここにいるみんなを笑顔にしたい!やった!ってみんなで喜びたい!私たちの歌で、Liella!の歌で、結ヶ丘の歌で!優勝したい!いや、優勝しよう

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 敗北して初めて気がついた気持ち、応援と声援、そして眠っていた自分の夢、それに気がついた彼女達はただ純粋に「優勝したい」という目標が生まれました。Liella!として、ラブライブ優勝を目指す、決勝戦で歌った通り、Liella!としてのプロローグ 序章だったわけです。

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 アニメではここで終了していますが、LoveLive!DaysVol.24 25にてその後のストーリーが展開されています。

(#12α–新しい願い–   #12β–青空に描く夢–)

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 流石に中身はお見せできませんが、おそらくこのブログを読んでくださる方なら持っていると思います。

 内容としては、決勝戦後のLiella!メンバーの心境を綴ったものとなっていて、メンバーそれぞれの想いはありますが、5人に共通している事は

「みんなと出会えて変わることが出来た、そして、今が最高に楽しい!Liella!として、どうしても叶えたい目標が出来た!」

というものになっています。

あの舞台で勝てなかった後悔や悔しさを糧にする!

という様に熱く燃えてる、というよりは。新しい目標が出来て、それを追いかける楽しさ、そして仲間のいる心強さ、応援されている実感、何より、Liella!として活動する事に楽しさを見出してます。

 初めは皆後ろ向きで、夢や目標も何もかもバラバラだった5人ですが、スクールアイドル、Liella!として活動していく内に個々として成長し始め、グループとしても大きく成長した5人。敗北により、様々なことに気付かされ、結ヶ丘高校代表のスクールアイドル、Liella!として、新たなスタートを切り始めました。

 まとめると

一人一人の夢を叶える為に集まったスクールアイドル=私を叶える物語から

同じ目標と夢を目指す結ヶ丘高校のスクールアイドル=「みんなで叶える物語

にシフトしていく瞬間であり、結ヶ丘高校のスクールアイドルとしてスタートを切ったLiella!を歌った曲

こそ、この曲なのではないかなと感じました。

2.歌詞とMVついて

1.1番歌詞

 ここからは本題、MVと歌詞について見ていきましょう。 

(歌い分けをメンバーカラー 全員のパートを紫にしています。)

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この先何が待ってる!?

誰も知らない 知らないのって楽しいね!

ワクワク誘う方へ

ただ駆けてゆこう 色づく街こえて

 ここから既に一期からメンバーの心境の変化が見えています。

 突然ですが、皆さんにとって不安って何ですか?色々な理由はありますが、何事も原因としては「何が起こるのか分からないから悪い想像ばかりしてしまう」というのがあると思います。

 まさに1話時点でのかのんちゃんですね。歌を歌えずに自分ががっかりする、周りをがっかりさせるのが嫌で歌えなかった。そんな彼女達が「何も分からない未来でも、ワクワクする事を「ただ」駆けていきたい!」いうのが面白いですね。心から今を楽しみ、前に進みたい!いう強い気持ちに変化しています。この仲間とならどこまででも行ける、がむしゃらに夢を追いかけたい、そんな強いメッセージと、5人の成長をひしひしと感じます…

 余談ですが、ここの歌詞の

知らないのって楽しいね」→何事も楽しむ可可ちゃんのポジティブさ

色づく街こえて」→朝早くから練習する千砂都ちゃんだから見えた景色

という各キャラクターの要素や、その子だから気がつけたような歌詞と歌い分けになってそうなのも面白いですよね。

なんでできないのかな その気持ちが鍵さ

いまは届かない 星をつかまえるんだ

諦めない!

 ここが個人的に1番好きな歌詞です。ほとんどの人は出来ないことに対して「嫌だなぁ」などのネガティブな感情を考える事が多いと思います。けれど、その気持ちって本当はやりたい事に対する気持ちなんですよね。「こうなりたい!けど今の自分は…」という自己嫌悪になってしまうわけです。

 あれ、この状態ってどこかで見覚えがありますね、そうです、1話のかのんちゃんですね。

 でもこの歌詞では「そう思う気持ちが大切」という、心の中にある本当にやりたい事への気持ちを大切にして、鍵という言葉で、前向きに捉えて努力する為のきっかけ、にしているんですよね。歌が好きだけど、できない自分が嫌で傷つくからやりたくない。何とかしたいという思いすら諦めかけていたかのんちゃんが、こんな歌詞を書いて歌ってるのは、彼女の成長をすごく感じる歌詞なんですよね。

 それに続けて「今は届かない星」ラブライブ優勝という、勝ち取ることが難しい事を自覚しながら大きく目標を掲げて、「つかまえる」「諦めない」とみんなで歌うんですよ。いやめちゃくちゃ良くないですか?彼女達の「勝ちたい!」という強い気持ちがめちゃくちゃ伝わってきますよね!

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 ここで夢に手を伸ばす様な振り付けが個人的に大好きな所です。

夢みるパワー(夢みるパワー信じてみよう(決めたんだ)

高く高くいま君と飛びたいのさ いいでしょ!?

一緒に(一緒に)新たなストーリー(風に乗り)

始めようよ さあ行こう

What a Wonderful Dream!!

(後半はもう少しパートで分かれていると思うんですが、自分の耳ではここまでしか無理でした…)

 サビの部分です。

 めちゃくちゃ爽やかなメロディですが、歌詞から凄く力強さを感じます。初めはあれだけ後ろ向きだった5人が「信じてみよう 決めたんだ」と、夢を追いかける自分の力を信じて前に進み始める事を決意しています。夢が新しく生まれたと共に、それに突き進む力、まさにパワーを感じさせてくれます。また、ここでは、仲間と一緒に、というフレーズが強調されています。出会って変わる事が出来た5人だからこそ、それぞれが「「君」と一緒に夢を追いかけたい!みんなと一緒ならなんだって出来る、どこまででも行ける!」という今のLiella !メンバーが感じていることが全面的に現れた歌詞になっています。

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 ここから背景が、青空の新国立競技場変化します。明確に夢、というのが「ラブライブ優勝!」という事を意識させると共に、一話でかのんちゃんが歌っていた場所を思い出す様な構図になってます。昔の「夢」と今の「夢」がここで繋がっていて、あの頃の純粋な「歌が大好き」という気持ちで溢れ、使命感や義務感ではなく、心からやりたい事を今、全力で追いかけてる! そんなメッセージを感じました。

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2.2番歌詞

こんな日がくるなんて

思わなかったと言える未来探そう

だって巡りあえて うれしかったよ ねえ

感じているよね どうしようもないドキドキる

分けあいたい!

 ここから2番ですね。かのんちゃん(伊達さゆりさん)自身は世界地図を見つつ、走り始めます。「昔からの夢とトラウマ」を表現した物の前で「こんな日が来るなんて 思わなかったと言える未来探そう」と自分が大好きな事を信じて、前に進もうとしてる事を強く示してるんですよね。

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 また、1番とは異なり後半ではかのんちゃん→他4人という順番で歌っていますよね。これこそ、4人からかのんちゃんへの「ありがとう」というメッセージでもあるのかなと思います。MVでも、それぞれのキャラクター(キャスト)がかのんちゃん(伊達さゆりさん)と思い出深い場所で出会っている所がとても印象的に映し出されていていますよね。Liella!として4人が出会うきっかけになったのは紛れもなくかのんちゃんなんですよね。そんなかのんに対して「出会えた嬉しさ、一緒に過ごす事への楽しさ、頼もしさ、普段からのありがとうの気持ち」「どうしようもないドキドキ」と表しているのではないでしょうか?

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変わりたくって (変わりたくって)

変われなくって (どうしても)

立ちどまっていた気持ち ここに置いていこう

次の (次の) 場所を目指そう (止まらない)

素敵な驚き 続け

What a Wonderful Dream!!

 ここから2番サビですね。ここも歌い分けも個人的にめちゃくちゃ好きなポイントです。心の底から「変わりたい」と思っていたかのんちゃん、千砂都ちゃん、すみれちゃんが「変わりたい!」と歌うのが凄く好きなんですよね。だって彼女達は変わり初めて、今まさに動き始めた所なんです。そんな彼女達が、良い意味で予想もしなかった、驚きの未来、つまり「叶わないと思い続けていた昔からの夢や目標が叶った未来」を目指して進もうとしているんですよ。どんな事で躓いても、前に進もう、そんな強い気持ちが、「素敵な驚き 続け」という言い切りの強い口調の歌詞に出ているのかなと感じました。

3.ラスト

やりたいことがどんどん増えるね

いいさ 欲張って両手を伸ばそうよ

夢が (夢が)

夢を (夢を)

呼ぶよ 無限に広がる

 ここの歌詞、似たような言い回しを見た事ありませんか?そうです、OP曲「START!! True dreams」にも似た歌詞が出てきます。

夢と夢が 惹かれあって始まるよ
本当の願いに気づいた もうとまらない
いま心が駆け出すんだ

夢が夢を 連れてくる叶えるよ
本当の願いは強いよ もうとまらない
いま全力で駆け出すんだ

 夢って「これがやりたい!」という一つのことに見えて、叶えれば叶えるほど、次には「これがしたい!」と増えていくんですよね。それこそ、今のLiella!ではありませんか?一期では、Liella!として活動していく内にそれぞれが思い描いていた「やりたい事、なりたい自分」はほぼ達成した5人ですが、新しく「Liella!として優勝したい!」という夢が生まれています。仲間と過ごして一歩成長した自分にとって、視点が変わる事によって、また新しい夢が生まれる。これってとても素敵な連鎖じゃないですか?

 MVでも、それぞれが出会った場所から動き出し、前に進み始めます。そこでは朝日が印象的に差し込む描写がありますが、これこそまさに「新しい夢」に対する比喩になっているのではないかなと思います。

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君にもきっと (僕にもきっと) 心にずっと (眠ってる)

世界を変えちゃう奇跡 巻き起こすパワー

一緒に(一緒に) 新たなストーリー (風に乗り)

始めようよ さあ行こう

What a Wonderful Dream!!

 ここである「巻き起こすパワー」というのはまさに、「夢見る力」だと思います。夢というのは最悪、呪いにもなります。それこそかのんちゃんや恋ちゃん、すみれちゃんの様に、いつのまにか義務感のようになったり、諦めきれないけれど、自信を失ってしまう。何より、大好きだった事が嫌になってしまう。けれど、夢のために努力や行動を起こす事が出来る、ものすごい原動力にもなるんですよね。しかもその力って、誰にでも眠っているものなんですよね。夢を追いかけるというのは、良い意味でも悪い意味でも大変な事なんですが、心強い仲間と一緒に同じ夢や目標に向かう時って、物凄いパワーになりそうだって感じませんか?それこそ、世界を変えるくらい大きな力になる。結ヶ丘の代表として、みんなの夢を背負うLiella!として、夢見る力を信じて仲間と目標へと突き進む。そんな強い姿勢がものすごく伝わってくる歌詞になってます。

夢みるパワー信じてみようよ そうさ

What a Wonderful Dream!!

 最後に繰り返し「夢みるパワー信じてみようよ そうさ What a Wonderful Dream!!」と改めて復唱しているんですよね。What a Wonderful Dream!!は日本語に訳すと「なんて素敵な夢なんだろう‼︎」という訳になります。この言葉は、彼女達にとって、ある種掛け声のようなものになっているのではないかなと思いました。出会いによって夢が広がり、前に進むための原動力にしている。その素敵な連鎖や、夢見る力を信じる為の言葉、それこそが、この曲のタイトルになっていると僕は思いました。

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 ラストにはラブライブ本戦の舞台である新国立競技場を見つめる5人。その空には虹がかかっています。

昔からの言い伝えで「虹の麓にはお宝(幸せ)」があるというものがあります。その幸せこそ、結ヶ丘のみんなとLiella!のみんなで笑顔になれる「優勝」の舞台、そこに繋がる五色の虹のような光の線、まさにFirst Love Live Tour Starlinesから続く夢の続きであると共に、9話でLiella!の名前の由来となった「スクールアイドルを通して、色んな色の光で結ばれる」にも重なっている。そんな意味を込めて、空に虹がかかっていると思います。

 

 最後に改めて、僕はこの歌を「Liella!として、新たなスタートを歌った曲」だと思っています。5人が出会って始まったLiella! 、その「私を叶える物語」を歌った曲こそ「START!! True dreams」なんですが、タイトルの「夢」を表す単語がdreams→Dream‼︎へと変化しているのも、共通の目標が出来た今のLiella!、まさにみんなで叶える物語」の始まりを歌った曲、というのを表しているのでは、と考えています。

 

3.最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。2ndライブ前の気持ちの整理や色々な事を含めて書いてみました。楽曲に対するブログって初めて書いたんですが難しいですね…

今回は初めて聴いた時に思った感想や、MVと歌詞から色々考察したり好きなポイントを中心に語ってみました。ライブ前の一つの解釈として受け取って貰えれば嬉しいです。

このブログの公開日の翌日は、待ちに待った2ndライブです!僕は1stライブツアーが楽しすぎて、2ndライブまでのこの二ヶ月がものすごく長く感じました…

これからLiella!として新しい物語を紡いでいく彼女達5人の活躍を全力で見届けていきたいです!

明日の横浜の2ndライブでお会いしましょう!

それでは!

 

 

 

 

僕のラブライブシリーズとの出会い

 

  皆さんおはこんばんにちは。ちゃまです。

 今回は唐突ですが、僕とラブライブシリーズとの出会いを語っていきたいと思います。

  なんでいきなりこんなこと語るかというと、6月30日がラブライブシリーズの誕生日であるのと、周りのオタクが書いていて良いなと思っただけです。

 知っている方はキャスでも話したんですが、ちゃんと話せたか不安なのでここに書き記しておこうと思います。知っていて読む人は記憶を消しといてください←

 2019年からラブライブシリーズに興味を持ち、コロナ下の中で一人でハマっていたオタクの身の上話ですが、どうぞよろしくお願いします。

 

 

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 ラブライブとの出会い

 僕が初めてラブライブに触れたのが中学生時代でした。その時はちょうどμ’sの劇場版が公開していた時期で、周りではかなり流行っていた記憶があります。

 今で言う鬼滅の刃とか呪術廻戦みたいなノリで、流行りだし友人に勧められたから見るかー、と思って一期二期を一気に観ました。

 その時は面白いアニメだとは思いましたが、あまりハマらずにそのままスルーしていました。今思えばなんでハマらなかったのか…

 進学してからはオタクの友人も増え、Aqoursにはまっているオタクも多くいましたがその時にはもうラブライブへの興味は薄れていて全く気にも留めていませんでした。(サンシャインの存在自体は知っていました。)

 友人の間で流行ってるからなんとなく知っているけれど、興味はそこまでない、そんな感じでした。そもそも学生生活が課題や試験、部活で割と忙しく見たくても見れない、というような感じでしたね…

 

 Aqoursの出会い

 そこから時は流れて2019年、僕はデュエルマスターズというカードゲームにはまっていました。その時開催されたGPという大型大会に参加するために友人と静岡に行くことになり、どうせ行くなら観光もしよう、となり、観光地を調べていたところ沼津が出てきました。

 当時はラブライブのことはほとんど覚えておらず、なんとなく聖地、ということだけ知っていました。他にめぼしい観光地もないし、海鮮も楽しめるし、水族館が有名で、普通に観光するにも丁度良いと思い、行くことになりました。

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【↑↑参加した大型大会。なんと今のフォロワーさんと同じ大会に参加していたという…】

 

 まあ大会では結果も残せずに惨敗したので、次の日は今日だけ推しを決めてラブライバーとして沼津を回ろう、と思い沼津へ向かいまいした。

 そこで僕は初めてAqours出会いました。

 初めて駅からの景色を見た時は驚きました。街全体でラブライブサンシャインを推していて、至る所にグッズやポスター、看板があり、アニメそのままの世界にとても驚きました。どこを見てもAqoursが居て、街全体から愛されている、そう強く感じました。

 こんなに街から愛されているアニメがあるのか……と思い、約5年ぶりにラブライブに対して興味が湧き始めました。また、自分の花丸ちゃん推しが決まったのも、コラボラッピングバスを見て一番かわいいと思った花丸ちゃんが気になって、そこか らの丸館で装飾のすごさに圧倒されて、アニメ視聴後に推しになりました。

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 【2019年の丸館です。今より装飾が少なく、2021年になっても進化してますね…】

   一日沼津を楽しんだ後、気が付いたら帰りの新幹線でAqoursついて調べて、次の日からアニメを視聴し始め、そのまま一気に劇場版まで見ていました……

 どっぷりハマっていて、ライブに参加したいと強く思うようになりました。

(友人をうまく誘導して、卒業旅行に劇場版の聖地のイタリアに行くつもりでした←)

 しかし、周りの友人はすでに熱が冷めており、Aqoursを追いかけておらず、またその時期は卒論もあり、忙しい時期だったため、ラブライブフェスやAqoursのユニットライブは参加出来ませんでした。4月には社会人になるため、上京して同じ趣味の友人を作って、次のライブから参加したいと考えていました。

 しかし、某コロ助のため2020年はライブもイベントも全部無くなってしまい、かつ上京して一人暮らし、緊急事態宣言で外にも出られず、友人もなかなか出来ませんでした。楽しみにしていたドームツアーも虹ヶ咲2ndもAZALEAも中止、オンラインとなってしまい、本当に虚無になっていました…

 今思うとよくモチベが保てたなと感じます…飽きやすい自分が供給が全然ない時期でもこれだけハマっていて、それだけ魅力あるコンテンツなんだなと書いていて改めて感じました。

それから今へ

 そして時は過ぎて、2021年の3月4日、たまたま仕事の休日が被ったため、花丸生誕 祭に一人で沼津に行くことにしました。その時の三津浜でとあるオタクと出会い、そこから交友関係が一気に増えて、今現在ラブライブをめちゃくちゃ楽しんでいます。この出会いもめちゃくちゃ面白いというか不思議な出会いだったので、いつか話したいと思います。(竃門炭治郎とか言われてます←????)その出会いがなければ今もここまで情熱を持ってラブライブシリーズを追いかけているかも怪しく、こうやってブログも書いていなかったと思います…

 

 

 

 そしてついに虹ヶ咲3rdにて初現地参加することができ、滅茶苦茶感動しました。何も覚えていないくらいに←(その時の感動はnoteにまとめているので興味があればお願いします。)そう考えると3月からとても濃い三か月を過ごしている気がします…

 新しいことに挑戦し、新シリーズを一から追ってリアルタイムで感想を語り合えりことがめちゃくちゃ楽しみで、今がとても楽しいです!

 最後になりましたが、オタクのひとり語りに長々とお付き合いいただきありがとうございます。これからもラブライブシリーズをできる限り全力で追っていきたいと思っています!!!

 それではまた!!!

 

㎰ note記事です。良ければどうぞ↓↓↓

僕の初現地ライブ 虹ヶ咲3rdライブについて🌈|ちゃまの帰宅途中の暇つぶし |note

 

 

 

 

 

 

初めましてのご挨拶💮🐏🍧

 皆さん初めまして。ちゃまと申します。

 

この度は、新しくはてなブログを開設させていただきました。

 

 今まではnoteにてブログを書いてましたが、今後はこちらでも更新していこうかと

思い、今回は試験的に投稿させて頂きました。

 

 こちらでは初めましてなので少し自己紹介をしようかと思います。

 

 昨年のコロナ下からラブライブにはまったオタクです。まだまだにわかで知識不足な所も多いですがよろしくお願いします。

 

 今まで書いたnote↓

note.com

  PCの調子がおかしいので、こちらでの更新が止まる可能性がありますがよろしくお願いします。

 

 さて次は何を書こうかな…

 とりあえず語ることもないので先日行った沼津の写真でも貼り付けておきます。

不定期更新にはなりますがよろしくお願いします。

それでは~

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